
クーリングオフ説明の重要性
2019-09-03
クーリングオフに関する説明は受けましたか?
訪問販売などで何かしらの契約を結ぶという場合には、業者からいろいろと説明を受けることになります。そして納得をした場合に契約を結ぶことになりますが、その場ではいいと思っていても後から考えればやっぱり契約を結ばなければよかったという状況になることもあります。そのような場合にはクーリングオフ期間なら、契約を解除することも可能です。
ですが、業者によってはきちんとした説明をしない悪徳業者なども存在するため、訪問販売などで契約を結ぶという場合には、きちんとクーリングオフについて説明を求めるということも大切です。また、基本的に契約時には業者側から消費者に対して必要な情報が記載された書面を渡す必要があります。
クーリングオフに関する書面は受け取っていますか?
契約を結ぶ際に、商品の種類や販売価格、代金の支払い時期や方法、その他にもいくつかの情報が記載されている書面を受けとる必要がありますが、このような書面を受け取っていない、書類に不備がある場合には、書類を再発行してもらう必要があります。
クーリングオフに関してもこの書類を受け取っている状態から8日間内が有効期間となるため、書類に不備がある、書面をもらっていないという場合には、再発行してもらった状態からクーリングオフ期間が8日間有効ということになります。
書面に不備がある、書面を貰っていないという場合には、いい加減な業者である可能性が高いため注意も必要です。内容に問題はないかきちんとチェックしましょう。
クーリングオフとキャンセルの違いを理解しましょう
クーリングオフは、契約を解除する権利です。そのため、自分の都合で契約を解除することが可能ですが、その有効期間があるため一定の期間内で契約について考えて必要かどうかという点を判断してから期間内に解除するかどうか判断をするということが必要です。
キャンセルの場合も契約を解除するということにはなりますが、契約内容によっては違約金などを支払う必要などがでてくるため契約した内容によってはただ単純に契約が解除できるとは限らず金銭が必要になる場合などもでてきます。
この点からも、何かしら契約を結んだ際には、クーリングオフ期間内に契約をそのまま継続するか解約したほうがいいのかという判断をしっかりと考えて決断する必要があります。
保険などの契約時にはクーリングオフ説明をしっかり受けましょう
事故や病気などもしもの時に役立つ保険などの契約を結ぶという場合にも、クーリングオフについて説明をきちんと受けておくといいでしょう。契約を結んでからやっぱり必要ないと感じる場合もでてくるため、契約の際には相手にクーリングオフについてしっかりと説明を受けることが大切です。
訪問によって、一方的に保険などの説明を受けることでその場では、魅力的なものだと感じてしまうことはよくあります。相手のトークによって自身が正しい判断ができずに、つい契約をしてしまうこともあるでしょう。しかし、相手が帰ってから冷静になって考えてみることで契約を結ばなければよかったと後悔することもあります。そんな時に、クーリングオフというのは有効な手段のため契約時にはきちんと説明を受けておくことがおすすめです。
契約時にクーリングオフ説明を受ければリスク管理しやすい
契約を結ぶというのは、大切な決め事です。安易に変更をすることもキャンセルをするというのも契約を結んでしまうことで、契約に基づいた手続きが必要になります。
そのため、あまり深く考えずに契約を結んでしまうと、後で面倒な事態に発展してしまう可能性などもでてきます。
ですが、クーリングオフの説明を受けておけば、その期間内に結論を出し契約継続か解除かの判断をすればいいので、少しの間考える時間もあるためリスク管理がしやすくなるのがメリットといえるでしょう。
契約時には相手からクーリングオフについて説明をしてもらい納得したうえで契約を結ぶということが大切です。契約時に相手から話をなかなか切り出さないならば、こちらからクーリングオフに就いての説明を促しましょう。